海外でHolidayを楽しむ私と家族の記録

海外でホリデー(Holiday)を家族と楽しく過ごす

海外で休日を楽しむ!家族と私の海外の過ごし方

母親とスペインに旅行しました。周ったのはマドリード、トレド、バルセロナ、グラナダ、コルドバに行きました。季節は11月下旬から12月の頭にかけて、1週間ほど旅行しました。その前の月にホリデー日帰り旅行にも母と行ってたくさんお土産を買ってしまったのですが、今回もご近所さんや職場の同僚にお菓子などをたくさん購入しました。

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スペインはもう冬という感じでかなり寒かったのを覚えています。しっかり分厚い防寒具を持って行って良かったです。目的は、スペイン観光です。特に、ガウディの作品を見るためにバルセロナには長く滞在しました。スペイン料理、特にパエリヤやタパス、ピンチョスを食べることも旅の目的の大きな1つでした。

個人旅行だったのでオプショナルツアーなどには参加しなかったのですが、マドリードでは、プラド美術館、ソフィア芸術センターに行きました。プラド美術館は古典的なものが多い一方で、ソフィアの方は現代にも意味のある近代以降の作品が多く面白かったです。バルセロナではサグラダファミリアやガウディ設計の邸宅などを見て回りました。

サグラダファミリアはさすがに素晴らしかったです。塔が2つあるのですが、私たちはガウディが生きていた頃に完成した方に登りました。エレベーターがあったので、とてもスムーズでした。また、食事はどこへ行ってもとても美味しかったです。タパスは日本の居酒屋のようで注文しやすく、スペイン人のウェイターさんはどこまでも優しく、大変に快適な旅行でした。こちらのつたない英語での注文にも明るい笑顔で答えてくれるので、こちらも気持ち良くオーダーができ、嫌な気分になることは全くありませんでした。

スペインの料理はどこで食べてもとても良い意味での驚きにあふれていました。タパスやピンチョスは盛り付けがとても美しく、見ていても食べてもとても楽しかったです。特にピンチョスを食べられるバルでは、カウンターに座ってガラスケースの中に美しく並べられた色とりどりのピンチョスを見ながら食べるのが本当に楽しかった思い出です。料理でいうとコルドバのメスキータを見たあとに入ったレストランの食事は、とても食べきれないくらいのボリュームで、テーブルに運ばれてきたときには、本当に驚きました。

ホテルのレストランでの食事も2回ほどしたのですが、前菜、メインともども盛り付けがとても美しく、またウェイターさんもみなとても親切で、素晴らしい思い出となりました。特にコルドバのホテルは五つ星ということもあり、一皿一皿が芸術作品のような盛り付けでした。夜ご飯だけではなく、朝食のたまご料理も美しく盛付けされていました。スペインは想像以上に料理の美味しい国でした。

まず、夜にマドリード駅に着いた際、ホテルの場所が分からず焦りました。駅前のホテルで予約していたのですが、駅前の広場が想像していたよりも大きく、また駅前の通りも片側4車線ほどあり、見渡してみてとても把握できる大きさではなかったのが大変に困りました。到着した日、そして、はじめてのスペインということもあり、勝手が分からず、治安が良いのか悪いのかもいまいちわからず焦りました。結局、おまわりさんに道を聞いて何事もなく到着することができたのでよかったです。あとで聞いたらやはり夜はあまり治安が良いとはいえず、日本人の女性2名でよく大丈夫だったね!と帰国後友人に言われました。近くに優しそうなおまわりさんがいてくれて、本当に良かったです。

失敗談としては、鉄道のチケットの日付を間違えてしまっていたことです。トレドに日帰りで行くときのチケットをインターネットで事前購入していたのですが、これの日付が間違っていました。一ヶ月前のチケットを購入してしまっていたようで、乗ろうとしていた鉄道に乗れませんでした。少し早く駅に着いてコーヒーを飲んでいたのですが、この時にちゃんと確認していればよかったなと後悔しました。

娘との初めての海外旅行はシンガポールでした。良く晴れたゴールデンウィークの2日目、私と当時中学3年生だった娘は羽田空港の国際線にいました。心配性な私は楽しみ40%、不安60%な気持ちでだいぶ早い時間に到着して、広い空港内をうろうろしたり、自作の旅のしおりとにらめっこをしながら搭乗を待っていたことを覚えています。義務教育も終わるし海外にでも行ってみよう!という私の思いつきと、初めてだし治安の良さそうなシンガポールにしよう!というありがちな理由に娘を巻き込んだ形で旅が始まったのです。

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初日はユニバーサル・スタジオ・シンガポールへ行きました。午後からはマリーナベイに移動してマリーナベイ・サンズの上から街を眺めたり、マーライオン前ではしゃいだり、本場のシンガポールチキンライスを食べよう!と定番コースです。ぷりぷりに蒸された鶏肉の美味しさはもちろんですが、つけダレがとても美味しかったです。ご飯にかけて食べたらまた絶品でした。夕食はバクテーのお店に行き、スープを何杯もおかわりして楽しみました。

2日目はシンガポール動物園に行くことにしました。ゆっくり動物を見たかったのでツアーの申し込みをせず広大な敷地を徒歩で見て回り、気づいたら閉園時間になっていたくらい堪能することができました。夕食は友人おすすめのお店にということでタクシーでプラウン・ミー専門店に行きましたが、こちらも箸が止まらないくらい美味しくて、旅行から数年経った今も食べたいねと娘との会話で出てくる思い出の味です。

プラウン・ミー専門店で食事を摂っていた時、お店の中でコウライウグイスという黄色い鳥が何羽も店内を自由に飛びまわっていたのに誰も気に留めず、みなさん当たり前のようにラーメンをすすり続けていた光景が面白く感じました。店員さんも気にしておらず、鳥も人も同列にいるように思えて温かい気持ちになりました。

スコールについては多少勉強していましたが、すぐに止むと聞いていたのでタオルと折りたたみ傘だけ準備していました。しかしその日は現地で暮らしていた友人でも今日はおかしいと口にするほどにいつまで待っても止まない激しいスコールに、このままで何もしないまま閉園になってしまうと動物園内でレインポンチョを買ってどしゃ降りの中を歩くことにしました。その状態で熱帯の気候の中を歩き回った3人は見事に蒸され、レインポンチョを着た意味がないくらい中もぐっしょり濡れてしまっていたのが無償に面白くなって笑い合ったことを思い出しました。

シンガポールは優しい人が多い、特に日本人に優しいと聞いたことがありましたが、現地に到着してすぐに実感することができました。入国審査でドキドキしながら真っ白なパスポートを差し出したときに、素敵な笑顔でHave a nice day!と声をかけてくれたのです。それ以外でもホテルまでの送迎バスの中で案内をしてくださったガイドさんは流暢な日本語でジョークを交えながら終始明るく楽しくシンガポールについて教えてくださったり、ホテルの人たちも目が合えばニコニコしながら手を振ってくださったり、声をかけてくださったりとどこに行っても優しい人たちばかりでした。

シンガポールは治安が良いので旅行中に怖いと思ったことはありませんでしたが、困ったことといえば英語が得意ではないため通じない場面が何度かあり、時には娘のほうが上手く切り抜けたこともありました。本当はMRTで移動することも検討していましたがあの調子では苦労したと思います。友人と一緒にタクシー移動できて助かりました。日本人旅行者が多い国ということで英語の勉強をせず、甘く考えていたのは失敗だったなと反省したことです。

2014年にブラジルに旅行に行きました。主な目的はワールドカップを観戦することでした。一緒に行ったのは弟と友人なので私を含めると3人です。最初に行きたいと言い出したのは弟ですが、両親が私と行くならいい、との条件があったので、私の旅費は少し両親が負担してくれました。サッカーは大好きなのでラッキーだったのですが。私がブラジル行ったのは6月の下旬から7月上旬なので、徐々に寒くなり始めるタイミングでした。当時のブラジルは華やかなワールドカップの裏で深刻な経済危機におそわれていて、反政府抗議運動が盛んに行われていました。観光客の目にはとまらないように頑張っていましたが、騒動はありました。

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私はサポーターの方が主催する観光ツアーに参加しました。料金は大手の旅行会社よりも安く、それでいてサポート体制もしっかりしていました。私は日本代表の試合とブラジル代表の試合を観戦することが目的だったので、この2チームのスケジュールに合わせて移動も行いました。食事は基本的に自由で、希望であればお勧めのお店を紹介してもらうというスタイルでした。私は自由に食事を楽しみたかったので、自由に行動していました。ブラジルは肉料理が豊富で、味も非常に良かったです。日本人が多いことが関係しているのか分かりませんが、日本食を出しているお店や日本の食材を扱っているスーパーなども多かったです。食事に関してのストレスは一切ありませんでした。

旅行で一番面白かったことは日本代表の激闘をこの目で見ることができたというところでしょう。予選リーグの3試合中2試合を観戦しましたが、どちらも日本代表は頑張っていました。最後のコロンビア戦は完敗でしたが、一生懸命プレーしている日本の選手を責める人は誰一人いなかったことを覚えています。2018年のロシアではコロンビアにリベンジしてくれたので非常に嬉しかったです。ブラジル代表の試合も観戦しましたが、スタジアムの雰囲気が物凄かったことを今でも覚えています。体中が震えるような声援とブラジル特有のお祭りのような雰囲気が楽しかったです。

スタジアムではたくさんの人と仲良くなり、ブラジルのサポーターとも友達になりました。日本人に対して好意的で、積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれるので嬉しかったです。ワールドカップ期間中は街中でも話しかけられることが多く、日本代表の選手やブラジル代表の選手の話題で盛り上がりました。共通の話題があるのですぐに仲良くなることができ、わざわざ日本から来たということを好意的に思ってくれているので、ビールなどおごってくれることもありました。

旅行中とても怖かったことは盗難です。旅行に行く前の段階から治安の良い日本とは違うので警戒心は高くしていましたが、海外は本当に油断できない場所だと思い知りました。日本では財布やバッグを落としても見つけた人が交番に届けて手元に戻ってくることがありますが、海外ではほぼ100%ありません。忘れた人、落としたが悪いということでまともに捜査もしてくれません。お金がなくなるのはまだ良いですが、パスポートや免許証、クレジットカードなどがなくなるとかなり面倒なので、お金とは別に管理しておくというのも一つの方法だと思います。私は少しのお金だけを持ち歩き、メインの財布やクレジットカード、パスポートや免許証はホテルの金庫に入れておきました。

しかし、友人はうっかり財布を飲食店に置き忘れて、15分後くらいに取りに帰ったらすでに盗まれていました。お店の人に聞いても分からないの一点張りなので、仕方なく諦めました。幸いなことに少しの現金しか入れていなかったので、後のものは無事でした。

10月末、4泊5日で韓国へ行きました。私と両親、叔母の4人です。日本を出発する時は上着が必要ないぐらいでしたが、韓国に着くとマフラーや手袋が必要なぐらい底冷えするほどでした。折り畳みのジャンバーを持っていて重宝しました。でもソウルはちょうど紅葉がとてもきれいでした。ソウル市内は大きな通りでも沢山の木があり、そのどれも赤や黄色に変化していたので、タクシーに乗っているだけでも楽しめました。今回の旅行の目的は、韓国にいる家族に会いに行くことでした。

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今回は旅行のツアーに申し込まず、チケットもホテルも自分で探し予約しました。今はいろいろなアプリがあるので海外旅行に行くにもとても便利です。前もって日本を出発する前に、携帯のSIMカードやT-Moneyカードを購入していたので安心して旅行できました。

今回初めて明洞に行ったのですが、たくさんの人が日本語を話していたので驚きました。日本人の観光客もたくさんいました。おかげで言語の面の不安はありませんでした。明洞のある通りでは、屋台がいくつか並んでいましたのでその良い香りにつられて、食べ歩きをしてみました。韓国語ではなんと言うのかわかりませんが、海苔巻きや揚げ肉まん、トッポギなど韓国らしい食べ物を格安で味わうことができました。両親と叔母もとても喜んでくれました。あまりに美味しかったらしく、その通りにはもう一度行き食事をしました。

今回の旅行で一番思い出に残ったのは、明洞で食べたデザートです。ネットで見つけた隠れた老舗であるワッフル専門店に行ってみました。特に私の母がワッフルには目がなく、いつも食べたがっているので、お店を見つけられた時はホッとしました。お店に入ると中はとても良い雰囲気です。ただメニューを見てもわからないことだらけで、注文する時は追加の追加で店員さんには迷惑をかけてしまったと思います。

今回は四人でしたが飲み物2つ、ワッフルを2つ注文しました。ワッフルが運ばれてきた時とてもビックリしたのは、その大きさです。たぶん日本で食べるものの倍はあると思います。一人一個注文しなくて良かったです。ワッフル好きの母もとても喜んでいました。ワッフルの味も格別でした。日本で母は英国屋のワッフルが一番好きなのですが、このランキングが変わってしまったようです。日本に帰国してから、いつも「韓国また行きたい、またあのワッフルが食べたい」と言っています。あのお店にいけてよかったです。

今回の旅行では夜の8時ごろ仁川空港に着きました。私の予定では10時ぐらいにはソウルのホテルに着く予定だったのですが、たくさんのハプニングが起こってしまい大幅に遅れました。その中の1つにホテル探しがあります。空港から電車に乗ってソウル駅に行きタクシー乗り場まで四人で合計六個の荷物を持ってたどり着きました。その頃にはもう夜の10時を回っていましたが、タクシーに乗るために結構長い時間並びました。

やっと私達の番になり、タクシーの運転手さんに予約したホテルの住所を見せて、覚えたての韓国語で「この場所まで行ってください」と言いました。すると運転手は韓国語でなにかたくさんの言葉を言ってきました。全く韓国語がわからない私は頭が真っ白になりました。結局結論はNOです。私達はタクシーに乗れませんでした。どうすればいいか分からず私は泣きそうになりました。もうすぐ夜11時になります。韓国語もわかりません。更には吐く息が白くなるほどの寒さです。その時、一人の男の人が私に話しかけてくれました。その人は私の携帯からホテルの住所を調べ私の代わりに運転手さんと交渉してくれました。今思い出してもあの時の感動と感謝は忘れません。

先日、母と一緒にロンドンへ行きました。秋に入らないくらいの季節感で夕方になると少し肌寒くなるようなくらいで正直服装にかなり困りました。ダウンを着ている人もいればTシャツだけの人もいたりと、ロンドンっ子たちにも服装にばらつきがあり驚きました。目的はヴィンテージ古着を見に行くことと、以前から気になっていたテーラー屋が並んでいるセヴィルロウ通りを歩くことでした。実際に行ってみると周りにはスーツを着た人ばかりでとても刺激的なエリアでした。老若男女問わずみなオシャレな方が多く、テラス席でお茶を飲みながら通り過ぎる人を見ているだけで楽しいほどです。

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ロンドンのブリックレーンというエリアではとにかく数多くの古着屋さんに行き、多くの洋服を見て買って楽しむことができました。状態がとても良かったり、リメイクの洋服も多く日本では絶対に変えないようなペイントがされた上着などが数多くありました。ツアーは半日市内観光ツアーに参加したのですが基本的に時間が少なくバスから外を眺める感じが多かったです。

さらに残念だったのが超有名な観光名所ビックベンが工事中で囲われていて見ることが出来なかったことです。楽しみにしていた分かなりショックでした。食事は全くと言っていいほど楽しめていません。イギリスの朝食が有名ということで5泊中2日食べたのですが、とにかく美味しくなかったです。味がうすいというか、出汁とかコクが足りないというか、表現が難しいのですが、何かが足りない味なのです。

市内観光のツアーに参加したときのことでした。とにかくバスの運転手が仕事を始めてから二週間という日が浅い方でルートを全く把握しておらず渋滞に巻き込まれたり、私たちを降ろした後に待っていなきゃいけないはずの所でバスを移動させてしまいみんなを集合場所で待たせるなどとにかくドタバタなツアーでした。

添乗員さんはベテランの日本人だったのですが、終始謝っていたのが印象的でした。移動中では同い年くらいの女性が親子で旅行中だったらしく自分たちと同じ感じだったので仲良くなれたのも良かったです。特に相手の方もファッションが大好きなのが伝わってくるくらいオシャレで洋服の話でも盛り上がれたのはいい思い出です。その後もお互い連絡先を交換して、良かった洋服屋さんやご飯屋さんなどを紹介しながら実際に行ってみたりと面白い出会いでより旅行が楽しくなりました。ちなみにロンドンで1番美味しかった料理はラーメンでした。結局日本食が美味しかったです。

困ったことは、着いた日からいきなり2日間大規模なストライキが起こり、市内を運行しているメインとなる地下鉄の路線3つがストップしたことでした。本来ならホテルから歩いて徒歩3分ほどのところに最寄り駅があるにもかかわらず、そこがストップしていた為、わざわざ10分ちょっと歩いた別の駅まで行かないと移動出来なかったのには困りました。
その他にも工事や色々なことが重なりラッシュアワーの時間には地下鉄に入って電車乗るまでに時間がかかってしまったり改札があまりにも多くの利用客が集中してしまった為に壊れるなどして全然ホームまでたどり着けないなど移動手段ではかなり悩まされました。

後半の2日間はストライキも終わりかなり快適でしたが、よくこういったことが起こるそうで、もしロンドンへ行く際は事前に状況を調べておいた方が良いかもしれません。せっかく計画していてもそれを大幅に変更しないといけなくなるかもしれません。それか、最悪ウーバーを使うことをお勧めします。チケットを取る際はだいぶ前に取るのでなかなか読めないのですが、観光ルートの変更などはしておこうと思いました。